過去にXで回答した事例を載せています。
今回はこちらの相談です。
ざっくり相談内容はこちら
・付き合って2年の恋人がいる
・一度大きな喧嘩をし、別れようと振られかけたことがあった
・その時からずっと一緒に居られるという謎の自信は無くなった
・お互いまだ好きだけど、私は信じきれない
・どうしたら良いか
黒メガネの回答
彼氏と大きなケンカをして別れかけたことで、
自信を失って不信感が拭えないと…
これを見て思うのは
あなたは自己信頼が無いのかなと思った。
あなたは彼を信じれないというより前に
自分の未来を信じることができていないのでは。
だから《彼に安心させてほしいんだよ》
あなたが欲しているのは
[彼が離れていかないという保証]だ。
ただ、残念なことに、
この先、誰と付き合ったとしても
離れていかない保証は手に入らない。
恋愛が上手くいかないだけでなく、
事故や病気で恋人を失う人がいるし、
明日どうなるかなんて誰も分からないから。
相手が離れていく可能性はいくらでもある。
そんな中でも自己信頼がある人は
不安にならずに一緒にいられる。
相手とずっと一緒にいられるかどうかも
この先何があるかも分からないけど、
どんな未来が来ても私なら乗り越られる
そういう自分への信頼があると、
何か問題が起こっても向き合えるんだよね。
あなたに必要なのはそういう自己信頼なのかなと。
その自己信頼があれば
彼に安心させてもらう必要は無いよね。
ただ今の彼と信頼関係を築くだけ。
やることは何も変わらない。
本来はそんな感じなんだけど、
あなたは自己信頼が無いから
不安になっているよね。
そのため課題の分析も極端になってる。
というのも、
“お互い仕事や試験で追い込まれていた時に大きな喧嘩をし、別れようと1度振られかけたことがありました。その時からずっと一緒に居られるという謎の自信は無くなり自分の中で頼ったらいけないという思考になりました。”
って書いてあるけど、
別に頼ったからダメというわけじゃないじゃん?
大きなケンカをした背景は
二人とも忙しくて追い込まれてただけだし、
対話が上手くいかなかっただけだ。
となると、問題点は「頼るかどうか」ではなく、
・対話の仕方はどうだったか
・エネルギーの奪い合いをしてなかったか
・それまでの関係性はどうだったか
・感情のコントロールはどうだったか
・伝えたタイミングはどうだったか
・背景の理解はどうだったか
など、そういう部分をよく見直すことが大切。
けれども、
あなたは不安になってるから
分析の仕方も凄く偏っていて、
「頼ったらダメだ」
という謎の解釈になっている。
それは随分と極端ではないかなと。
だからもう一度、
冷静に課題を見直してみてほしい。
僕がこの内容から見て思った課題は
「自己信頼」と「対話の仕方」なのかなと。
細かい背景は分からないから、
詳細な分析はあなたが自分自身で
もう一度やってみてほしい。
何が本当の原因だった?
どこがすれ違ってた?
どんな価値観が相手の中にあった?
相手の優先順位はどうなってた?
あなたは何を伝えて、相手はどう受け取ってた?
相手の理想は何?
あなたの理想は?
こういう部分をちゃんと見直すんだよ。
“お互い仕事や試験で追い込まれていた時に大きな喧嘩をし、別れようと1度振られかけたことがありました”
とあるけど、
「お互いが仕事や試験で追い込まれてたから」
みたいなそんな雑な解釈ではなく
ちゃんとその中身を見てほしい。
そこに今後にヒントが眠っている。
もし分からないなら、
そういう相手の内面の深い部分を
日常から対話を重ねて
理解を深める努力をすることだ。
その日常での対話方法は
この記事でも書いている。
そういう普段からの積み重ねで
関係は築いていけるんだよね。
で、
基本的にケンカは何度したって良いんだよ。
その度に対話を重ねて
また関係を深めれば良いんだから!
ケンカは仲を深めるチャンスだと思ってほしい。
黒メガネ回答まとめ
- あなたが抱える不安の根本は「自己信頼の欠如」
- 彼を信じられないというより、自分自身の未来を信じることができていない。
- 自分を信じることで、彼に過度な安心や保証を求めず、冷静に関係を築ける。
- 対話を重ね、相手の内面を深く理解する努力をする。
- 日常に話し合いを溶け込ませる方法を実践することで、信頼関係を築く。
- ケンカは避けるものではなく、関係を深めるチャンスと捉える
もしケンカの後でも仲を深める話し合いの方法を
具体的に学びたい人は
これを参考にしてほしい。

ここから信頼関係を築いていく方法は
これを参考にしてほしい。
