過去にXで回答した事例を載せています。
今回はこちらの相談です。
ざっくり相談内容はこちら
・彼は簡単に付き合ってすぐ別れるを繰り返してきた私に、話し合うことや向き合うことの大事さを教えてくれた
・彼がトラブルを起こしそのトラブルは私と彼お互いの家族を巻き込み、彼は職も失った
・それが原因で一度は彼と別れた
・その後に復縁したけど彼を信じれられなくて苦しい
・どうしたら良いか
黒メガネの回答
この内容からは彼との間に
何があったのかはよく分からないけど、
一つ言えることしては、
「あなたは自分も彼も信頼できてない」
そんな気がする。
“彼は簡単に付き合ってすぐ別れるを繰り返してきた私に、話し合うことや向き合うことの大事さを教えてくれました。私のダメなところを受け入れてくれて、たまに叱り支えてくれる、恋人であると同時にパートナーという意識がありました”
と書いてあるから、
あなたは人と向き合うことができなかったけど、
彼のアプローチもあって、
向き合うことの大切さを覚えたんだよね。
しかし、
“付き合って1年ほど経った去年、彼がトラブルを起こしました。そのトラブルは私と彼お互いの家族を巻き込み、彼は職も失いました。このトラブルが彼が意図的に起こしたことか、不幸な事故にあってしまったのか分かりません。ただ彼の言葉は矛盾も多く、意図的なことかも知れない可能性を100%捨出ることはできませんでした。私は別れなければばと思い、理性に従って別れました”
というのもあり、
あなたはお別れしたわけだ。
けれども、
あなたは彼を忘れられず復縁した。
そしたら、
“私は復縁前の楽しい時に戻れることを望んでいましたが、そうはいかず。彼は復縁したことで受け入れられた安心感があり、私のことを前より信用していると言ってくれます。私はむしろその逆で、別れた時の傷をなんとか埋めようと必死です。そのズレが苦しいです”
となって、
あなたは苦しくなっている。
ここで思ったのは
あなたは彼からアプローチしてくれてる時は
話し合いもできたし、向き合うこともできたけど
自分からは全くアプローチができないのでは?
ってこと。
というのも、
“彼は復縁したことで受け入れられた安心感があり、私のことを前より信用していると言ってくれます。私はむしろその逆で、別れた時の傷をなんとか埋めようと必死です。そのズレが苦しいです”
とあるから、
おそらく彼は
自分の犯した過ちの負い目もあるから
前よりも自信を失っている。
となると、
復縁前のような
彼は簡単に付き合ってすぐ別れるを繰り返してきた私に、話し合うことや向き合うことの大事さを教えてくれました。私のダメなところを受け入れてくれて、たまに叱り支えてくれる恋人であると同時にパートナーという意識がありました
こういう彼は今はいない。
でもあなたはこの
復縁前の彼を求めているんだよね。
だから今の
「負い目を感じで自信を無くした彼」には
どうしたら良いか分からない。
その結果、
“彼は復縁したことで受け入れられた安心感があり、私のことを前より信用していると言ってくれます。私はむしろその逆で、別れた時の傷をなんとか埋めようと必死です。そのズレが苦しいです”
と、彼と向き合うよりも
自分の傷の穴埋めに必死になっている。
つまり今は
彼が安心させてくれて
彼がアプローチしてくれて
彼が癒してくれて、
復縁前の楽しい状態を期待する
受け身になってるんだよ。
彼との間に何があったのかは分からない。
でも、
あなたが復縁したいと思ったんだよね?
あなたがその選択をしたんだよね?
あなたが望んで復縁したんだよね?
そこで自分の意思で選択したのなら、
彼から安心させてもらう受け身の姿勢ではなく
自分から向き合って関係を築くことが
大切なのではないかと思う。
あなたは向き合うために彼がお膳立てしてくれた
復縁前は楽しかったんだよ。
でも、いざ自分が主体的に向き合う側になったら
途端に怖くなって不安になって向き合えなくなる。
そういう状態に見える。
もしかしたら
彼がどんなトラブルを起こしたのか知らないくせに!
と、思うかもしれないけど、
だとするなら、
「復縁しなければ良かったじゃん」
という話になる。
あなたが復縁するという選択をしたのなら、
彼がお膳立てしてくれた復縁前と比べて
しんどさを感じることよりも、
これからどう向き合うかを考える方が
大切なのではないかな。
だからある意味で、これはあなたの試練だ。
彼に向き合ってもらう側から
あなたが彼と過去を含めて向き合う側になる
そういう試練なんだよ。
本当の向き合う力というのは
相手がお膳立てしてくれてるものではなく、
自分や相手の未来を信じて、
こちらから向き合っていけるかどうか…
ここが大切なんだよね。
“この不安の解消をするためにはやはり話し合いをするしかないでしょうか。お互いになかなかのトラウマなので話をするにももう少し時間がかかりそうです”
と、書いてあるけど、
向き合うのは怖いから仕方ない。
それはみんな怖いんだよ。
時間がかかっても良いから、
向き合ってもらう側ではなく
向き合う側の経験をしてみてはどうだろうか?
“距離を取るなども選択肢かと思いますが、結局自分がどうしたいのかいつも分からず、より最善な結果を出すことにつながらない気もしています”
とあるけど、
最善の結果とか狙わなくて良いよ。
とにかく「向き合う側」のプロセスを
試行錯誤しながら体験してみてほしい。
これは「お膳立てしてもらう側」では味わえない
全く違う次元の学びが得られるから。
別にその結果、険悪になって別れたとしても
向き合う側の経験は凄く貴重になる。
あなたは付き合ったり別れたらを繰り返すくらい
人と向き合うことができなかったわけだ。
そこから「向き合う側」まで経験したら
本当に人格が変わるくらい成長すると思う。
…
向き合う時は
こうやって向き合う動機を自分で作って
セフルモチベートして
立ち向かっていくんだよ。
これが成長するってことだと思う。
是非この意識を持ってほしい。
黒メガネ回答まとめ
- 現状のポイント
- あなたは彼からのサポートやアプローチに頼り、受け身の姿勢が強かった。
- 復縁後、彼が安心感を得ているのに対し、あなたは過去の傷に囚われ、苦しさを感じている。
- 現在、彼と向き合うよりも「自分の傷を埋めること」に注力してしまっている。
- 復縁後の課題
- あなた自身が「向き合う側」として主体的に関係を築く必要がある。
- 向き合うことの大切さ
- 復縁を選んだ以上、彼と過去のトラブルを含めて向き合う覚悟が必要。