過去にXで回答した事例を載せています。
今回はこちらの相談です。
ざっくり相談内容はこちら
- 彼のインスタや、Twitterを見てしまう
- フォロワーやフォローしている人、いいねをしているもの全部一つ一つ見てしまう
- 何も見つからない時はいいけど、また違う日も探してしまう
- 一般人の女の子のアカウントの投稿だけいいねしてるを見つけて不安
- やめたいけどやめられない

黒メガネの回答
何かこの執念は凄いよね。
徹底的に不安要素を自分から探しに行って、
不安を見つけて落ちてる感じが。
“フォロワーやフォローしている人、いいねをしているもの全部一つ一つ見てしまいます。自分の時間をこんなことに使ってしまう、何も見つからない時はいいけど、また違う日も探してしまう”
と、書いてあるけど、
何とかして不安になりたいんだと思う。
だから見つかるまで探したくて仕方ない。
きっとSNSで見つからなければ、
彼のレシートを漁ったり、
それでも見つからなければGPS付けたり、
それでも見つからなければ彼のスマホの暗証番号を解読したり、
そういう感じの
「何としても不安になりたい!」
という執念を感じる。
なぜこうなるのか。
これはある種の「中毒症状」に近い。
とにかく、あなたは不安になりたい。
何かイメージ的には
衝撃の事故映像とか何かホラー系の映像とか、
観ても明るい気分なんかにならないのに
どうしても観ちゃう感じ。
なぜ人はマイナスな映像を観るのだろう?
あんなに再生回数が取れるのだろう?
どうせ暗い内容なのは分かってるのに。
不思議だよね。
マイナスなものを見て、
ネガティブな気持ちになるのを
求めてしまう人達が一定数いるんだよ。
恋愛でもそれと同じことが起きる。
結局さ、
「不安」に何かしらのメリットがあるわけだ。
例えば、
①アドレナリンが出て快感を得ている
②不安になることで傷つくダメージを減らす
③不安になることで気を引くことができる
④漠然とした不安の理由探し
⑤あなたの通常が「不安」だから「不安じゃない=間違い」になって、不安を探す。
など、不安のメリットがたくさんある。
だから不安が欲しくなる。
そのメリットにハマって不安中毒になる。
まずはそういう認識が大切なのかなと。
さて、
その上で不安中毒を緩和させるには
「楽しい」という感情が日々の中で必要になる。
人は不安があったとしても、
それ以外の楽しいことがあれば
その不安は相対的に小さくなっていくし
気にならなくなることも多い。
でも不安中毒の人って日常の大半が
不安で埋め尽くされているんだよね。
常に頭の片隅に「不安」を置いて、
その事ばかりを考えたい。
考えたくて仕方ない。
だから「日常をちゃんと楽しむ」ってことが
できない人は不安中毒からは抜けにくい。
そのため「楽しい」という感情を
もっと感じてほしい。
あなたは日常で楽しさを感じているだろうか?
心がプラスに動いているだろうか?
これが無いと不安中毒のアドレナリンで
楽しもうとしてしまう。
ホラー映画的な楽しみ方になってしまう。
結局は「フォーカスをどこにするか」の問題。
自分の意識をどこに向けるのかで
心の状態は大きく変わる。
そのフォーカスを変える方法は
この記事で解説してるから参考にしてほしい
フォーカスを変えて「楽しい」を増やす。
これがまずは第一歩になるのかなと。
で、
あとは
脳内にある不安で作り出した彼ではなく
目の前の彼とコミュニケーションを
しっかり取ることが大切。
今のあなたは
脳内にある不安と現実を繋げたくて必死だ。
だから
フォロワーやフォローしている人、いいねをしているもの全部一つ一つ見てしまいます。
自分の時間をこんなことに使ってしまう、何も見つからない時はいいけど、また違う日も探してしまう。
と、何か見つかるまで探すんだよね。
自分が不安になる理由が欲しくてたまらない。
こうして脳内が不安にフォーカスしていると、
目の前の彼が見えなくなっていく。
あなたがこれから関係を築くのは
「脳内の不安が作った彼」ではなく、
「現実の目の前の彼」だ。
であるならば、
ちゃんと現実の彼を見て、
対話をしていく必要がある。
それがこの不安を乗り越えるコツ。
是非とも目の前の彼と向き合ってほしい。
黒メガネ回答まとめ
- 不安中毒の正体
不安を求めてしまうのは一種の「中毒」。不安が快感や安心を生むため、無意識に不安を探してしまう。 - 不安を緩和する方法
日常に「楽しい」を増やし、不安の占める割合を減らすことが重要。 - フォーカスの切り替え
不安ではなく、楽しいことや心がプラスに動くことに意識を向ける練習が必要。 - まずは小さな楽しみを
日常の中で楽しさを感じる瞬間を増やし、不安に支配されない状態を作る。
どうしても不安から抜け出せない場合は
根っこに何か課題があることも多いから
その時はこれを参考にしてほしい。



