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相談回答:不安で妄想が止まらず、勝手に病んでしまう

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過去にXで回答した事例を載せています。
今回はこちらの相談です。

ざっくり相談内容はこちら

  • 彼との関係に不安を感じてしまう。
  • ラインの既読・未読や返事の内容を気にしすぎて、妄想が膨らみ、勝手に落ち込む。
  • 会った後は幸せを感じるが、時間が経つと不安になり、「冷められた」「嫌われた」と考えてしまう。
  • 自分の不安や妄想を止められない。
  • 妄想や勝手な不安を抑え、彼と向き合う方法を知りたい
相談原文

目次

黒メガネの回答

これは結論から言うと、

意味も無く「自動的に不安になる」
という現象の正体の多くは「幼少期の記憶」
であることが多い。

もしかしたら、
あなたは無自覚かもしれないけど、

自動的な不安が生まれやすいのは
記憶の奥深くに何かあるから。

で、

この脳のメカニズムは
これまでも何度か書いているけど、

あなたは基本的に「不安がベース」だ。

そうなると
「〇〇だから不安」なのではなく、
既に不安が脳内にあって、
後から不安になる理由を探すんだよ。

つまり、

不安のメカニズム

脳内が既に不安でいっぱいだから
何か理由がほしい。

理由を見つけることで
「〇〇だから不安なのか!」
と、安心したい。

だって漠然とした不安は怖いから。

そこで無理やりでも理由を作れば
「〇〇すれば良いのか!」と、
対処法も思いつくから安心できる。

その理由作りとして無理やり見つけたのが、

・全然彼のことがわからないから不安
・ラインの既読or未読で不安
・返事の内容で不安
・あの発言のせいで不安
・あの行動のせいで不安
・冷められたんだ、嫌われたんだと不安

ということ。

 

不安になる理由作りが
どんどん上手になっている。

そんな感じで、
あなたの中にはデフォルトで
何かしらの不安が埋め込まれている。

こういうことを言うと、

もし原因が無自覚な記憶だったらどうすんの?
自覚できないものなんてどうすんの?

って思うかもしれない。

大丈夫。
どうにでもなる。

結局のところ、

幼少期の記憶は
自覚してても、無自覚だったとしても

「幼児の脳ミソで解釈した思い込み」

だよね。

その思い込みを
大人になった今も保持していると言うのは

5歳児のアドバイスを熱心に信じて、
大人のあなたが右往左往してるってこと。

変な話だ。

まずはこういう認識が大切。

で、

次に考え方として大切になるのは
「あなたの中には色んなあなたがいる」
ってこと。

「不安になるあなた」もそのうちの一人。

他にも、

「彼を想うあなた」
「幸せを感じるあなた」
「仕事を頑張るあなた」
「人のために頑張るあなた」

など、沢山いる。

そんな色んなあなたがいる中で、
「どの自分を選択するか」
が表に出てくる人格を決めている。

だからあなたは「不安な自分」を
第一候補に選んでいるわけだ。

色んなあなたの派閥がある中で
「不安の派閥」がクソ強い。

でも、それは幼児の自分が作った思い込み。

つまり本来のあなたではない。

この認識も大切。

“勝手に落ち込んでばかりの自分が情けないです”

と書いてあるけど、

そう考えると「不安な私がダメだ」
という認識になりやすい。

そうじゃなくて、

「あ、不安な私が出てきたな」
「本来の私とは違う幼児の私が顔を出しただけ」

って思えば良い。

こう捉えると、

あなたは不安になったとしても、
不安に呑まれるのではなく
不安の外側から自分を眺める形になる。

ここまで来たらあとは選択の問題だ。

思い込みに生きる幼児の自分か、
新しい理想の自分か、
選べば良い。

その新しい理想の自分なら
「どんな選択をするだろうか」

そうやって苦しい時ほど
「理想の自分の選択」を積み重ねると、
理想の自分の派閥が増えていく。

その積み重ねで変わっていけるよね。

 

あとは、
幼児の不安な自分が出やすいのは
大体はエネルギーが下がってる時。

だから、

疲れていたり、
食生活が乱れてたり、
寝不足だったり、
体が冷えていたり、
ホルモンバランスが崩れていたり、

そんな時に不安の派閥が強くなる。

その不安な自分が強まるパターンを知っておくと
事前に対処できるから
そういうセルフマネジメントも大切。

参考にしてみてほしい。

黒メガネ回答まとめ

  • 不安の原因は昔の思い込み
    子どもの頃の記憶や考え方が残っているだけで、それが今の本当の自分ではない。
  • 不安を冷静に見る
    「また不安な自分が出てきたな」と気づき、少し離れた視点で自分を見る。
  • 理想の自分を意識する
    辛い時ほど「理想の自分ならどうするか?」を考え、その行動を少しずつ増やしていく。
  • 生活を整えて不安を減らす
    疲れや寝不足で不安が強くなるので、体調管理や生活リズムを整える。

 

それでもどうしても不安になる場合や
関係構築に不安が残る場合は
これらを参考にしてほしい。

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