今回はこちらの相談回答です。
ざっくり相談内容はこちら
・夫は海外で仕事をしていて国際遠距離
・一時帰国が決まり、私はすごく嬉しくて「早く会いたいね」と言いった
・夫は「別に飛行機高くて帰らんくても良かった」
・「けど周りの人も帰るし帰るわ」と返してきた
・そんなバカ真面目に返すことにモヤモヤする

黒メガネの回答
確かにそんな言い方しなくても良いのにとは思う。
けど、過去の僕なら
旦那さんみたいなドライなことも言いそうだから、
あまり人のことは言えないよね。
さて、
読んでいくと、
“私が欲しい返事は分かってるはずなのに、めちやくちゃリアルな真面目な返答ばかり。私が喜ぶ気が利いた返事はありません”
と書いてあるけど、
仮に旦那さんが
「あなたの欲しい返事を分かってる」
のだとしたら、
旦那さんは「バカ真面目に返す」というより
「捻くれて返している」ように思う。
・損得勘定の合理的な思考
・負けず嫌いな性格
そういうのが加わると
「ドライ+捻くれ」で、
「冷たっ!」と感じるような回答をする。
仮にこういう性格の場合、
こういう人の愛情表現は
「感情的な何か」
「素直な表現」
からは
掛け離れたものになりやすい。
それに比べてあなたはきっと、
「感情豊かで素直な気持ちを大切にする」
そんなタイプなんだと思う。
見事にタイプが旦那さんと真逆。
だから
“なんでそんな言い方しかできないの?
なんでそうだねってだけ言えないの?
そんな背景を聞いて、私は嬉しい気持ちにはならなくない?
など、心の中が荒れます”
と、書いてあるように、
その捻くれた回答に悲しくなってしまう。
仮に旦那さんがこういうタイプなら
受け入れていくしかないけど、
「ちゃんと要望を伝える」
というのは
やっていっても良いと思う。
と。
まぁ、捻くれてる性格だと
それでも素直に言わないけど。
でもね、
そういう時は「笑い」を使って伝えるんだよね。
例えば僕の前の彼女なんて
耳の痛いことを言うと直ぐに
そっちが勝手にやってるだけでしょ?
と、可愛げのないことを言うんだよね。
そうやって逃げるパターンを持っていた。
これってさ、
まともに取り合ったらケンカになるし
でもそこに対して何も言わないのも変だし、
僕は頭を悩ませてた。
だからもう彼女を「捻くれキャラ」にした。
彼女が可愛げの無いことを言ったら、
「はい!出ました捻くれモード!」
って。
今日はどんくらい捻じれてんの?
これくらい?
と、僕は自分の体を捻って
謎ポーズでイジる。
するとそのアホな姿で
彼女は呆れたように
「そんなんじゃないし笑」と言う。
これが慣れてきたら、
何か彼女が捻くれたことを
言いそうになった時には
「さぁ今日も聞けるぞ!捻くれ発言!」
と、先に言って遊ぶ。
とか、
先に彼女が言いそうなことを
僕が先回りして言ってしまうとか。
例えば
とか、言うんでしょ?笑
と、言って遊ぶ。
そうして
「もっと素直になれば良いのに」
「照れなくて良いんだぞ笑」
と、
彼女を「捻くれキャラ」にしてひたすら遊ぶ。
これはね、
ちゃんと自分の気持ちも伝えられるし
相手にも「素直さ大事だよ」ってことも伝わるし
笑いの中で一体感は作れる。
そうすると性格や考えや価値観が違くても
仲良く関係は築けるんだよね。
彼女の性格は変わらないけど
関係性は変えられる。
これが「工夫」だ。
関係性というのは「工夫」が必須。
いかに楽しく、いかに工夫して、
良い状態を作っていくか。
その「楽しむ心」は必要だから
是非重くならないように工夫してみてほしい。
やっぱさ、
関係構築は「いかに楽しめるか」
にかかっている。
深い関係を築こうと向き合うとさ、
- 理不尽なこと
- しんどいこと
- 傷つくこと
- ムカつくこと
- 悲しいこと
沢山あるじゃん?
だから普通に馬鹿正直に頑張っても
きついことが多いんだよ。
僕も何を言っても伝わらなくて、
何度伝えてもメンヘラ起こす、
そんな彼女と向き合う中では
「こっちのメンタルがもたねぇ」
なんてこともよくあった。
だって
寂しくてメンヘラ起こすのに
↓
親密になろうとすると
「踏み込んでくんな」と拒否られ
↓
それで距離を保ってるとメンヘラになる
という基本的に理不尽な関係だったから。
こんなの真面目な精神じゃやってられん!
だから「どれだけ楽しむか」なんだよ。
理不尽も、
イライラも、
傷ついたことも、
起きたことは仕方ない。
じゃあこっから
「どう捉えれば楽しくなるか」
と工夫をする。
僕の場合は
表面的な現象に
とらわれることをやめて、
その背景にある過去や価値観をみる
ということを覚えて、
彼女の言動ではなく「なぜそうなった?」
という背景を考えることを楽しんだ。
だから理不尽なことも、
きっと何か理屈があるんだろう…
と、その背景に流れるストーリーを見ようとした。
そんな訓練を繰り返した経験が
僕の原型を作っている。
.
そうやって自分から楽しみにいくんだよ。
「しんどい」
「辛い」
「なんで自分ばっか」
じゃなくて、
「どうすれば面白くなるか」
と考える。
これは「セルフモチベート」ともいう。
このセルフモチベートをして
自分から楽しむことができる人が
深い関係を築いていける。
これは本当に重要だから
是非楽しんで向き合ってほしい。
黒メガネの回答まとめ
・「こう言ってもらえると嬉しい」と具体的に伝える。
・旦那さんの捻くれた反応を「捻くれキャラ」としてユーモアに変換して楽しむ。
・相手の性格は変えられなくても、関係の雰囲気を楽しくする工夫はできる。
・理不尽なことがあっても「どうすれば面白くなるか」を考えて対応する。
・相手の言動ではなく、背景にある価値観や過去を想像して理解する。
・自分から積極的に楽しむ姿勢を持つことで、深い関係を築けるようになる。
ただ、実際に伝えていくとなると
色んな表現方法や伝え方を覚える必要がある。
もし自分の考えや気持ちの伝え方に悩んだら
これらを参考にしてほしい。

