過去にXで回答した事例を載せています。
今回はこちらの相談です。
ざっくり相談内容はこちら
・親のことが未だに許せない
・世間では毒親という言葉を用いると他費思考と言う人もいて、自分が悪いかのように感じる
・母親から私への虐待は酷かった
・結婚した場合、親と縁を切りたい
・どう考えを変えたら生きやすくなるのか
黒メガネの回答
なかなか激しいお母さんだったみたいだ。
僕もこれは世間的に言う「毒親」だと思う。
“世間では毒親というと他費思考と言う人もおり、自分が悪いかのように感じてしまいます”
と書いてあるけど、
別に「毒親」と言うこと自体は
他責思考でも何でもないよ。
だってさ、子供の頃ってどう考えても、
親の影響が強いし、親が全てじゃん?
だからどう考えたって親の影響は受けるよ。
じゃあ誰の責任でこんなに辛い思いをしたのかを
考えてみると「親の責任」しかあり得ない。
「親の影響で辛い思いをした」
これは紛れもない事実だ。
つまりそこは親の責任だから、
他責思考でもなんでもない。
じゃあ世間的に言う
「親のせいにするのは他責思考だ!」
というのはどういう意味かと言うと、
子供から大人になるまでは親の責任だけど、
「大人になってからどう生きるか」は
自分で選べるから、これからどう生きるかは
自己責任の意識が必要だよ。
ってこと。
だってさ、よく考えてみると、
子供時代を親の影響で辛い思いをしてきて、
せっかく親から自立したのに
大人になってからも
「親のせいで自分は〇〇だ」と、
被害者意識で自分の可能性を狭めて
生きてたら勿体なくない?
自ら親の影響下に戻りに行っている。
だから
「大人になってまで私の人生に介入させない」
「これからどう生きるかは私が決める」
「親の影響なんて関係ない」
と、生きた方が絶対に良いじゃん。
「親のせいで…」と苦しむということは、
自ら親の影響下に戻って
自分の生き方を制限することだから、
それは勿体無いんだよね。
そういう意味で
「毒親」のせいにすると他責思考だ!
という解釈もできる。
ただ、あなたはもう一人暮らしをしているし、
親から離れて自立しているわけだ。
だからあなたは自分の生き方を選ぼうとしてるし
良いことだと思う。
“そして、今年の三月末から実家の県から車で9時間離れた場所に引越しを決意し、そこで暮らし始めます。仮にそこで結婚した場合、親と縁を切りたいのですが私のこの考えは甘いでしょうか”
と書いてあるけど、
親と縁を切るのもアリだと思う。
この辺は親がどれくらい介入してくるかによるけど、
大人になってからも干渉してきて、
あなたの生き方に色々言ってくるのであれば
親と縁を切ることもアリだよね。
別にそれは甘い考えってわけではないよ。
あなたは是非自分の生き方を選んでほしい。
親を乗り越えるというのは、
そうやって親の影響によって制限されるのではなく、
自分の人生を歩むことだから、
その生き方を続けてたら親を乗り越えていけると思う。
黒メガネ回答まとめ
- 毒親を「他責思考」とするのは誤解
・子ども時代の親の影響は避けられない事実。
・「毒親」の影響を受けたのは親の責任であり、他責ではない。 - 大人になったら選択は自分の手にある
・親のせいで人生を制限するのは勿体ない。
・「これからどう生きるか」は自分で選ぶこと - 自分の人生を選び取る覚悟
・親の意見や影響を乗り越え、自分の価値観で生きることが「親を乗り越える」こと。
もし親の影響を乗り越える方法を
詳しく学びたい人は
これを参考にしてほしい。
