過去にXで回答した事例を載せています。
今回はこちらの相談です。

黒メガネの回答
これは
「関係を深める=話し合い」
みたいに捉えているのかな。
そして
「話し合い=重たい、つまらない」
みたいな感じなのかなと。
僕の捉え方は違う。
別に毎回ガッツリ話し合うのではなく
日常の中で相手に興味を持ち、
日々の会話の中で理解を深めていくんだよ。
結局のところ、
問題が起こるカップルって
ほとんどが浅い日常会話しかしてない。
だからいざ問題が起きた時に
相手の深いところが
サッパリ分からないんだよね。
これを読んでいるあなたは
・相手の家庭環境を知ってますか?
・そこでどんな価値観を得たか知ってますか?
・どんな葛藤があったか知ってますか?
・相手の恋愛観は知ってますか?
・相手の人生観は知ってますか?
・相手の死生観は知ってますか?
これさ、、
付き合って何年も経ってるけど
これらを知らないカップルは沢山いる。
これは結構驚いたんだけど、
長く付き合っているのに
相手の生い立ちとか知らない人もよくいる。
僕の感覚としては
相手の生い立ちも知らなかったら
深い関係は絶対に築けないと思っている。
なぜなら目の前の相手というのは、
これまで何十年と生きてきた結果の、
物凄く表面的な部分に過ぎないから。
これ漫画やアニメでいったら、
最終回だけ見て内容を理解しようとしてる感じ。
それって無理だよね?
一巻から読んで、そのストーリーを見ないと、
その作品は一ミリも理解できない。
人間関係も同じで、
その人の生い立ちには
・どうやってその価値観を身につけたのか
・どんな思考をして乗り越えてきたのか
・どんな葛藤があったのか
・どんな学びを得たのか
・何を大切にしてきたのか
・それが今にどう繋がってるのか
などが物凄く詰まっている。
そのストーリーと今目の前の相手を
繋げて理解するからこそ、
深い関係を築くことができる
その相手のストーリーを理解せずして
どうやって深い関係を築けば良いのか。
でも、
相手の深い部分は全く知らないまま、
問題がが起きたら
「どうしたら良いでしょうか」
と悩むカップルは沢山いるんだよ。
それじゃ関係は深まらない。
深い関係を築きたいなら、
深い部分を理解しないと。
浅い日常会話だけで理解は深まらないよね。
でも人生ストーリーとか
人生観なんて
普段から話さないですよね?
と、思う人もいるだろう。
確かに、
「あなたの人生観は?」
みたいなダイレクトに聞くことはしない。
でも「どういう人生観なんだろう?」と、
アンテナを立てることで
そこに繋がる「問い」や「話題」に
敏感になるんだよ。
例えば、
前の彼女とかは
「あんま人に期待しても無駄だしね」
みたいなことを言っていた。
これもサラッと聞き流してしまいそうだけど
僕は「他人に対する見限ってる空気」を
そこで感じ取ったから、
と、踏み込んで聞いてみた。
そしたら
「だって信じたところで裏切る人が多いじゃん」
と。
そうやって掘り下げていったら、
どうやら家庭環境に闇があるな
ってことが分かった。
これも別に
「あなたの人生観は?」
なんて聞いてないよね。
でも、彼女の
「あんま人に期待しても無駄だしね」
の一言から掘り下げて、
家庭環境も、
生い立ちも、
彼女の価値観も、
人生観も、
何となく見えてきた。
…
あなたはこういう対話を
普段から相手とやってますか?
これが大切なんだよ。
問題が起きた時に「どうしよう」となって
その時に深く話し合おうとしても遅い。
日常から対話を重ねておくんだよ。
みんな「日常」と「話し合い」を
分離させ過ぎだよね。
別に話し合いや対話は、
わざわざ特別に時間を作って
重い空気でやるだけじゃない。
日常全てが対話や話し合いのチャンスだ。
そうやって日常から
一歩踏み込んだ対話を重ねて
理解をしていくからこそ、
何か問題が起きた時に、
最初から深いテーマで話し合うことができる。
だから「話し合い」を日常に
もっと溶け込ませてほしい。
色んな話をして、
深い部分をいつでも共有してほしい。
僕はそういう対話を色んな場面でする。
しょっちゅう話し合うというよりは、
日常の中に対話が溶け込んでいるんだよね。
そして僕は「理解を深める」ことが楽しい。
だからそうやって彼女と関わるわけだ。
是非参考にしてほしい。
黒メガネ回答まとめ
問題が起こるカップルの共通点
- 浅い日常会話ばかりで、相手の深い部分を知らない。
- 問題が起きた時に、相手の価値観や人生観が分からずに悩む。
深い関係を築くためには
- 相手の家庭環境、価値観、人生観、死生観など深い部分を理解する必要がある。
- 深い対話は、日常的なやり取りの中で育まれる。
対話を日常に溶け込ませる
- 日常的な話題や相手の言葉にアンテナを立てる。
- 特別な時間を設けなくても、日常の中で一歩踏み込むことで対話が生まれる。
そういう話し合いを
効果的にやるための方法は
これを参考にしてほしい。


