MENU

相談回答:連絡も来なくて不安だし、何も変わってくれない彼氏

  • URLをコピーしました!

過去にXで回答した事例を載せています。
今回はこちらの相談です。

ざっくり相談内容はこちら

  • 別れたり戻ったりを繰り返し、連絡が途絶えることが多い。
  • 彼氏が無視したり愛情を示さないことに疲れている。
  • 別れるべきだと思うけど、まだ好きで別れたくない。
  • 昔みたいに連絡が続いて、安定した関係に戻りたい。
  • 自分も変わるから、彼氏にも変わってほしいが、どうすれば良いか分からない。
相談原文

目次

黒メガネの回答

この相談を読むとさ、
色々な不満や考えが書いてあるし、
どんな状況なのかも分かるけど、
大切なことはもっと別の部分にあると思う。

僕がとにかく気になるのは、

“去年の夏から何回か付き合って別れてを繰り返してる”

というところ。

この付き合って別れてを繰り返すカップルは
色んな課題を含んでいることが多い。

大切なのは

「なぜ付き合って別れてを繰り返す?」

ってこと。

付き合うなら向き合ったら良いし、
別れるならスパッと終わったら良い。

でも付き合って別れるを繰り返すということは
そこには特有の問題があるんだよね。

例えば、

①寂しさによる依存性
②核心に踏み込まずに逃避
③幼少期の親子関係の影響
④感情のジェットコースターの中毒性

などだ。

これらがあると、

✔︎「問題解決」より「寂しさを埋める」が優先
✔︎「対話」より「逃避」
✔︎「信頼で繋がる」より「コントロールしたい」
✔︎「安心感」より「刺激」

などが恋愛では重視されるようになる。

要は付き合って別れるを
繰り返すカップルは、

根本の問題とは向き合いたくないけど、
都合の良く自分を満たしてくれるように
相手をコントロールしていたい

と、お互いが思っているんだよ。

だから付き合っている時は

✔︎拗ねる
✔︎不機嫌になる
✔︎泣く
✔︎無視する
✔︎詰め寄る
✔︎大声を出す
✔︎物に当たる

などの態度によって
いつも自分が精神的に優位になるように
主導権争いをする。

この相談で言うと、

“彼氏がなかなか既読をつけてくれない、全然連絡を返してくれない事に対して、寂しいから返してほしいと思い、「おはよう」などの最低限の挨拶は絶対にしようというルールを提案しました。渋られたけど会えないのに連絡もせず愛情表現1個もしないんだからこれぐらいしてといい、ちょっと強引に約束しました”

“前から喧嘩したらすぐ逃げる人でした。年明けすぐに喧嘩したときは仲直りしてすぐにまた全く読つかないからどうせまた逃げたんだとイライラして電話したら風邪引いてて、今回もそうかと思ったけどTwitterめっちゃ普通に動いてたのであれは風邪じゃないです”

と書いてあるから、

[詰め寄る彼女  vs  無視して逃げる彼氏]

という主導権争いの構図かと。

で、

そこで疲弊してくると
どこか「別れ」を選ぶ。

でも、

別れると「寂しさ」が出てきて、
記憶が美化されていき、
根本の課題からは目を背けたまま
「とりあえず元に戻る」

だから

“「おはよう」などの
最低限の挨拶は絶対にしよう
という連絡のルール化”などの

工夫をしようとするけど、
根本は全く変わってないから
また主導権争いを繰り返していく。

この

根本からは向き合わない

主導権争いを繰り返す

疲弊して別れる

寂しいから戻る

根本は変わってないから
主導権争いを繰り返す

疲弊して別れる

寂しいから戻る

をエンドレスで続けるのが
「付き合って別れるを繰り返す」
の正体だよね。

だから、

あなたが考えるべきは

この関係性の根本にある問題は何だろうか?

ってこと。

.

例えば、

人によっては
連絡頻度を全く気にしない人もいるし、
別れたらスッパリ終わる人もいる。

でもあなたは寂しいし、
連絡が無いと不安になるし、

次に行くこともなく、
付き合ったり、別れたりを
繰り返しているわけだ。

じゃあ、

・なぜこんなにも寂しいのだろうか
・なぜ依存的なのだろうか
・なぜ不安定なのだろうか
・幼少期の家庭環境は影響してるだろうか
・過去に原因はないだろうか

など、そういう部分を考えることが大切。

その自分の根本がよく見えてくると、
彼の中にある根本的な課題も見えてくるよ。

僕はそうやって、

連絡頻度うんぬんではなく、
根本課題と向き合った方が良いと思う。

まずはここだよね。

 

じゃあ、その上で
どうやって向き合って改善していくのか。

ポイントは色々あるけど、
分かりやすいところで言うと

まずは、

「どちらが精神的に優位になるか」の
主導権争いに気づくことが大切。

ここには色んなパターンがある。

例えば、

「不機嫌vs暗くなる」
「詰めよるvs物に当たる」
「泣くvs距離を置く」
「論破vsヒステリック」
「怒鳴るvs怒鳴る」
「マウントvs皮肉を言う」
「辛さアピールvs無視する」

など、他にも色んな組み合わせがある。

これは程度の差はあれど、
拗れる関係性では必ず
主導権争いが行われてるんだよね。

何のためにそんなことをするのかと言うと
自分の期待通りに相手を
コントロールしたいから。

自分の欲求を満たしたいんだよ。

寂しさ、不安、不満、嫉妬、劣等感など
色々あるけど、
それらを埋め合わせたい時に
相手をコントロールしようとする。

相手を利用して足りないものを補うわけだ。

これが「エネルギーを奪う」ってこと。

つまり、

「どちらが精神的に優位になるか」
この主導権争いは「エネルギーの奪い合い」
とも言える。

こうなったら恋愛は物凄く疲れる。

思考のほとんどは恋愛に奪われ、
心はぐったりして、
他のことが何も手につかない。

これで関係を構築するのは難しい。

だから

「不機嫌vs暗くなる」
「詰めよるvs物に当たる」
「泣くvs距離を置く」
「論破vsヒステリック」
「怒鳴るvs怒鳴る」
「マウントvs皮肉を言う」
「辛さアピールvs無視する」

こういうパターンにいち早く気づいて、
その土俵から降りることが大切。

あなたの相談で言えば、

連絡が来なくても全然平気な女性もいる中で
なぜあなたはメンヘラになってしまうのか。

自分で自分の不安な感情を
コントロールする人がいる中で、
なぜあなたは
彼に安心させてもらおうとしているのか。

ここと向き合ってみることが大切。

“彼のせいで私は不安。
だから彼に安心させてもらう”

このスタンスだと、
「私の感情は彼次第」になるから、
あなたの感情の主導権を
他人に握られてることになる。

これは辛くなるし、
振り回されてしんどいよね。

こういうことに気づけば、

「なんでそうなるの?」と詰め寄ることで
彼に安心させてもらおうとしているな。

自分の感情の主導権を
相手に丸投げしていたな。

と、いうのも分かってくる。

そうしたら、
「なんで〇〇なの?」と、
彼に詰め寄ってしまうパターンが出ても

「あぁ、彼に安心させてもらおうとしてたな」
「自分の感情は自分でコントロールしなきゃ」

と、冷静になることができる。

そして冷静になった上で、

「じゃあ本当はどうしたいんだろう?」
「私は何を求めてるんだろう?」
「なぜ本音を言わずに主導権争いをしてるんだろう?」

こうやって問いかけることで、
問い詰めるパターンから
あえて外れていく。

これが新たなチャレンジになって
これまでとは違う結果を生む。

本音を出すことを怖がってる自分に気づいたり、
その怖さは思い込みということに気づいたり、
相手のことを理解してなかったことに気づいたり、

そんな経験の中で自分の根本課題へ取り組んでいけるわけだ。

この経験が凄く大切になるから
この意識で彼と向き合ってみてほしい。

黒メガネ回答まとめ

・付き合って別れてを繰り返すのは、根本課題と向き合ってないから。

連絡頻度や表面的な問題ではなく、自分の(寂しさ、不安、不満など)に向き合うことが重要。

・「詰め寄る vs 無視」「不機嫌 vs 暗くなる」など、主導権争いのパターンを見抜き、その土俵から降りることが必要。

・自分の寂しさや不安を埋めるために相手をコントロールしようとするのではなく、本音を出して対話する姿勢を取る。

・奪い合いの土俵から降りて本音を出し、これまでとは異なる関係を築く。

ただ、向き合いたくても、
どうしても不安になったり
不満をぶつけたくなったり
上手くいかない人は
これを参考にしてほしい。

note(ノート)
不安を超えて幸せな関係へ!脱メンヘラ解体新書|黒メガネ ここに当てはまるほど メンヘラの素質があります。 僕は実際にメンタルが不安定な彼女と付き合って 正面から向き合ったことがありますし、 対人関係のコンサルをする中で ...

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次