過去にXで回答した事例を載せています。
今回はこちらの相談です。
ざっくり相談内容はこちら
・元々私は自分の本音を言いにくい性格
・よく話し合いに応じてくれる彼がいる
・不満は無いけど直ぐに不安になる
・この不安を考え過ぎるのはどうしたら良いのか
黒メガネの回答
確かにこれはあなたも自覚している通り、
自分の捉え方の問題だよね。
“彼が本当に大切にしてくれていて、向き合ってくれているのがわかっているのに、少し連絡が途絶えたりすると不安でたまらなくなります”
“彼が問題なのではなく、自分が勝手に不安になっていることは自覚しています。他のことに目を向けたり、彼と対話する際もなるべく心を通わせるようにしているのですが、正直こんな自分に疲れてしまっています”
とあるけど、
問題も自覚してるし、
その背景も自己分析はしている。
でも不安になるわけだ。
ここまで自覚できているなら、
あとはどこに意識を向けるかだと思う。
でね、
脳の仕組みとしては、
先に感情があって、
後から理由付けをするんだよね。
つまり、
あなたの中には「不安」が先にあって、
後から「不安になる理由」を探している
ってこと。
今回のケースに当てはめると、
連絡が途絶えたから不安になるんじゃなくて、
不安になる理由を常に探してて、
その丁度良い理由が「連絡が途絶える」
という現象ってこと。
だからあなたは
「不安な状態」
がデフォルトになっている。
不安が当たり前なんだよね。
さて、
じゃあここからどうするのか。
不安がデフォルトとはいえ、
あなたの中には色んなあなたがいる。
✔︎彼を想うあなた
✔︎人の役に立とうとするあなた
✔︎優しいあなた
✔︎彼を応援するあなた
✔︎我慢するあなた
✔︎本音を隠すあなた
など、沢山いるんだよ。
「不安なあなた」もそのうちの一人。
これらは全て政党だと思ってほしい。
だから、
「どのあなたを与党にする?」
って話。
今の政権与党は
「不安なあなた」だ。
たぶん議席の9割を
「不安なあなた」が埋めている。
そこから
✔︎彼を想うあなた
✔︎人の役に立とうとするあなた
✔︎優しいあなた
✔︎気遣うあなた
などが議席を確保していく必要がある。
どうやって?
選挙で勝つなら演説だよね。
最初は「不安なあなた」が勝ってるけど
それを演説で
「私は彼を応援していきます!」
と意識していく。
要は意識というのは
相反するものを同時に
100%感じることはできない。
↓
つまり脳のキャパは決まっているから
・プラスの感情が100
・マイナスの感情も100
を同時に感じることはは不可能。
↓
要するにプラスが30なら
マイナスは70みたいに、
バランスを取っている。
だから
他の自分にも意識を向けることで
議席を勝ち取っていくことができる。
そして「不安」を消し去る必要はなく、
別にその他のあなたが
1議席でも上回れば良いんだよ。
それで与党になれるんだから。
そうやって不安な時ほど、
相反するプラスの意識もすること。
例えば、
「連絡が来ないな…」
ではなく、
「彼が仕事を元気に頑張れてたら良いな」
「疲れてやる気ない?私に飽きた?」
ではなく、
「彼の疲れが回復したら良いな」
など、別の意識を持つことで
「不安なあなた」以外の議席数を
どんどん増やしていってほしい。
あとは
「不安なあなた」が強く出てくる時には
きっと何かしらの傾向やパターンがあると思う。
例えば、
✔︎疲れが取れないた時
✔︎寝不足が続いた時
✔︎仕事で〇〇があった時
✔︎ホルモンバランス
✔︎ストレスが溜まった時
✔︎とにかく暇な時
など、何かしらの傾向があると思うから、
そのパターンを掴んで
不安になりそうな時ほど生活習慣からも
アプローチしてみてほしい。
人は自分のエネルギーが無い時は
ネガティブになりやすい生き物だからね。
そうやって意識を変えることと
不安になりやすい時の傾向を自覚すると
あなたは自分との付き合い方も上手になるし
彼との関係も安定するはず。
是非意識してみて。
黒メガネ回答まとめ
・不安は先にあって、その理由を後から探しているだけ
・自分の中にはさまざまな「自分」がいる。「不安な自分」だけに支配されず、他の自分(例: 彼を想う自分、優しい自分)に意識を向ける
・プラスの意識とマイナスの意識は同時に100%感じることはできないため、意識をポジティブな方向に向けること
・不安を感じやすいタイミング(疲れ、寝不足、ストレス、ホルモンバランスなど)を把握し、生活習慣を整えてアプローチする。
・自分のエネルギーが低い時はネガティブになりやすいので、自分をケアすることが重要。
・不安を消すのではなく、他の「自分」に議席を取らせるように意識を向ける
とはいえ、
具体的なコミュニケーションはどうするのか
もし不安でやらかしてしまったらどうするのか
どうやって関係を築くのか
その辺が気になる人もいると思う。
そういうことを詳しく学びたい人は
これを参考にしてみてほしい。

どうしても不安に呑まれやすい時は
これを参考にしてほしい。
